今週のお題「ほろ苦い思い出」
2024/2/5 先週の月曜日
東京にも雪が降った。
7センチくらいは積もっただろうか。
「明日、道が凍ると怖いなぁ」と思って
みぞれのような雪を被りながら、雪かきをした。
雪を端に寄せて、なんとか歩きやすいようにした。
それでも雪は私を無視してシンシンと降り続く。
その日は、諦めて帰ることにした。
雪かきしたけど、積もったので意味が無かった。
きっと誰も私が雪かきしたのを知らない。
あー、無駄だったなぁ。
とぼとぼ帰った。
翌朝、早くに家を出た。
めちゃくちゃ寒かった。
冷たい風が頬を突き刺す。
自宅周辺は雪が積もっていて歩きにくかった。
あー、出勤したら雪かきしなきゃなぁ。。
街についたら、まだ暗いのに雪かきをしている人がいた。
そこにも、あそこにも。
みんな早起きだ。
きっと行政の人じゃない。
近所の人。
お店の人。
出勤してきた人。
自分の店の前だけじゃなくて
近くの道も雪かきしている。
知らないおじさんが道の雪かきをしている。
「雪かきするのは私だけじゃないのか。」
なんだか頑張ろうと思えた。
出勤したら、店の前も会社の前も
すでにキレイになっていた。
他の人がやってくれていた。
結局、私は雪かきをしなかった。
火曜日の朝、
あなたが歩きやすかったなら
きっと誰かが雪かきを
してくれたからです。
雪は自然には端に寄りません。
きっと誰かがの自分の範囲以外のところまで雪かきをして、まとめてくれてますよ。
どうか、ありがとうって思ってあげてください。
そして、私にも。笑