B型のアラサー女。母になった。いよいよアラフォーへ。

アラサーよ、前を向け。熱しやすく冷めやすい。そんな自分も嫌いじゃない。〈28歳で失恋、30歳でアプリで出会い、31歳で同棲、32歳で結婚、34歳で出産、義実家へ里帰りを経て、育児をしているブログ。〉

育休日記9 仏のような夫。20代の失恋。

私の夫は神だ。私とはえらい違いだ。

今日も神が降臨したので、記録しておく。

 

育休3ヶ月と14日目。

赤ちゃんは生後4ヶ月目。

 

夫は赤ちゃんのお風呂担当である。

ほぼ毎日18:00に速攻で会社をでる。そのまま直帰してくることもあるが、昨日はスーパーへ寄ってから帰るとのことだった。

今日は「国産豚生姜焼き用」や「国産牛切り落とし」などが激安の日らしい。さらにポイント倍増デーだそうだ。予めWEBチラシをチェックして買うものをある程度決めている。赤ちゃんのお風呂を遅くしないためだ。どうせなら1円でも安くしたいという主夫魂も垣間見える。

夫は作り置き用の肉や野菜などの具材を買い、エコバッグに入れて帰ってきた。10月だがまだムシムシするので汗をかいていた。この時間帯の私はというと、赤ちゃんが1日の疲れと空腹で機嫌が悪いので、抱っこしたりしてごまかしながら夫の帰宅を待つのが毎日の日課になっている。

夫は帰ってきたら、まず手洗いうがい。私たちに「ただいま」を言いつつ、材料を冷蔵庫にササッといれた後、すぐさま赤ちゃんをお風呂にいれる。もし私だったら、フルタイムで仕事を終えたあとすぐに会社を出て満員電車に揺られ、スーパーに行き、汗をかきながら帰ってきたら、家でひと息つきたいと思う。きっと夫もそうだ。でも夫は麦茶をコップ1杯&おかわりでもう1杯をグイッと飲んだら、何も言わずに真っ先に赤ちゃんをお風呂にいれてくれる。ご機嫌ナナメだった赤ちゃんもお風呂ではニコニコだ。

お風呂後は私が赤ちゃんを受け取り、着替えや授乳、寝かしつけをする。

 

その間、夫は湯船に入り、風呂上がりにひと息つく。ジュースを飲んでいることが多い。30分くらい休憩したら大量の具材でおかずを作り始める。今週の後半分だ。肉のおかず3品、魚のおかず1品を作ってくれた。

味付けして冷凍したり、タッパーにいれたり、ササッと炒める簡単なものが多いようだが、毎日おいしく頂いている。今日は煮込み料理も作ってくれていた。※私はその簡単なものすら作れないので、簡単なもの、というワードを使うこと自体が失礼である。

 

私は赤ちゃんを寝かしつけた後、風呂に入る。1時間くらいゆっくりと入らせてもらい、顔のパックをしながら髪を乾かし、風呂上がりに冷たい麦茶を飲んだ。

夫はその間に料理を終らせて洗い物を片付けてくれていた。その洗い物の中には私の夕食の食器も含まれている。夫は昼ご飯が遅かったようで夕飯はダイエットがてら食べなかったので、夫が夕飯で使った食器はない。

台所も水滴やゴミも片付けてあり、綺麗になっていた。以前、一度だけ使ったあとは綺麗ににしてほしいと伝えたら忘れずにやってくれている。

 

 

今日の朝。

私はなかなか起きられなかった。さほど疲れてはないはずだが、赤ちゃんが起きたよ〜と呼んでいるのになかなか身体が起き上がらなかった。季節の変わり目か、気圧か、生理か、起きた瞬間から頭が痛い。

そんなノロノロの私を気遣って、夫が起きて赤ちゃんのお世話をしてくれるようだ。ゆっくり出社でいいと昨日言っていたので、お言葉に甘えてそのまま寝させてもらうことにした。(今朝は何も言われてないが。)

2時間後、私が二度寝から起きると夫は洗濯物も済ませてくれていた。神、降臨である。

「仕事あるのにごめん。たくさん寝かせてくれてありがとう」と言うと「いいよいいよ。たくさん寝れてよかった。今日は雨みたいだから洗濯物は室内乾燥にしてるよ。あ、パン食べる?」と神というか仏のような言葉をかけてくれた。

 

もう一度言おう。自分のために。

私の夫は神だ。仏だ。

そう思う度に「この人と結婚して出産をしてよかった」「出会えてよかった」と感じる。そしてあの時自分が「この人だ」と思えてよかった。

 

20代後半に当時付き合っていた(今思えばモラハラ的な)人と無理して結婚しなくてよかった。

あの時、失恋して本当によかった。

 

気分屋で睡眠不足だと不機嫌になる私を優しく包みこんでくれてありがとう。これからも夫に「ありがとう」をきちんと言おう。

そして、もし夫にイライラすることがあれば、この日記を読み直そう。うむ、そうしよう。

そういえば、夫がこの日に今月2回目の「ゴルフに行きたい。あと会社の飲み会が入りそうで」と相談してきた。まぁいいか。笑