B型のアラサー女。

アラサーよ、前を向け。熱しやすく冷めやすい。そんな自分も嫌いじゃない。〈28歳で失恋、30歳でアプリで出会い、31歳で同棲、32歳で結婚、34歳で出産、義理実家へ里帰りしているブログ。〉

義理の実家へ里帰りを決めた(登場人物と経緯)

 

出産後、義理(夫)の実家へ里帰りしている。

産後の身体を休めるという目的を達成するためにも、家事は一切やっていない。笑

 

暇な時間も多いので、今日からその日記を書こうと思う。

 

言っておくが、私はただ暇人ではない。

子どもが少ない義理の家系の中では、子孫繁栄した功労者のはずである。

(私の実家の方はすでに兄弟に子どもが数人いるので、サラッとしたお祝いと労いだった。笑)

人生と命をかけた大仕事を終えたばがり。

存分に身体を労り、休ませていただく。

そして、このあと数年続くであろう怒涛の育児に備える。

この里帰り期間で義理両親と良好で程よい距離感の関係を築くことも重要だ。今後、我が子をのびのび育てられるように今から強力なチームワークを構築していくのだ。

それは同時に義理両親の「孫との触れ合い」という老後の楽しみに大きく貢献することになる。

超地味で超重要な任務の真っ最中なのである。

その任務中の出来事について、これから備忘録を残していくことにする。

 

まずは自分と家族紹介から。

 

〈自分〉

34歳、会社員、初産。

ただいま産休&育休中。いつ復帰しようか考え中。

あと数カ月で35歳での初産(高齢出産)だった。

高齢出産は妊娠中の検査の数も多く、出産の時のリスクも高くなると聞く。

でも、自分のライフプラン、キャリア的にはこの歳が適齢期だったと思っている。

20代〜30代前半はたくさん遊んで、寝て、仕事をした。

ひとりの時間を存分に満喫し、悠々自適なひとり暮らしで羽を伸ばしきった後に、結婚して出産をした。

 

34歳になっていた。

あと少しで高齢出産=ハイリスク出産だった。

全力で生きていたらハイリスクに近づいていた。切ないが、これが現実だ。

残念ながら、女性の社会進出と女性の繁殖機能は比例していない。

卵子の数は産まれた瞬間から減っていくし、母体の出産適齢期はきっとラストサムライの時代から変わっていないだろう。

女性が50歳くらいまでフツーに出産できるようになったらいいのに。と本気で思う。

まじで時間が足りない。

 

自分の実家への里帰りはあまり考えていなかった。

実家の状況は下記の通りだが、一番の理由は実母と暮らすのは「無理。逆にストレス。」だと思ったからだ。

 

〈私の実家〉

私の両親ともにまだフルタイムで働いている。シニアだが2人ともよく頑張っている。

良くも悪くも家族間の付き合いは日頃から少なく、ドライだ。

仲が悪いわけではない。みんなで集まることもあるし、それぞれ個別に親や兄弟と連絡を取り合ったりもする。

ただ義理の家に比べると淡泊な関係だと思う。

 

〈実母〉

母とは昔からケンカが多かった。

中学生くらいの時から「母とは合わない。」と感じることが多かった。

特に20歳前後の時は喧嘩ばかりだった。

いま冷静に思い返しても、自分の言動が悪かったと思うことも多々あるが、母に対しても「あの時、そこまで言うことなかったのではないか」と感じることも多い。

就職してからも何かと母に対しては「イラッ」としたり「理解不能」と感じることが多かった。

 

なので、出産後に母を頼ろう、お世話になろう、という気持ちにはならなかった。

そして、そもそも両親は共働きなので私と赤ちゃんのお世話をする時間はないと思う。

世間一般的には「実家への里帰り」がメジャーなので、一応は考えてはみたものの私は即却下であった。

母は私が義理の実家へ里帰りすることには反対していた。その理由は「義理の実家は気を使う」からだ。まぁ確かにそうだが、私としては「あなたと暮らすのも義理実家と同じくらいストレスが溜まりますよ」ということは、口が裂けても本人には言わないようにしている。

 

〈実父〉

おおらかな性格で、昔からちょっとボケている。

The老人、という感じでスマホや細かい手続き等は苦手なためフォローすることがよくある。

でも、人に対しては誠実で裏表がない。

結婚のときも妊娠出産のときも「おめでとう」と私に真っすぐ言ってくれた。

義理実家への里帰りは、特に賛成も反対もしなかった。私が実家に帰っても実父が私たちのお世話をするわけでないので当然である。

 

〈義理の実家〉

夫の両親はどちらも仕事を引退していて、日中は基本的に家にいる。年金生活だか、かなりゆとりある生活を送っているようにみえる。

誕生日などのファミリーイベントをとても大事にする家庭。結婚する時は私のことも超あたたかく迎え入れてくれた。

義理の両親は結婚記念日や誕生日などにはLINEでメッセージをくれる。私には考えられないくらいマメで有り難いことである。(もちろん私の実家からは何もない。笑)

 

結婚して2年経つが、嫌味を言われたや、嫌な思いをしたことは一度もない。

むしろ気をつかわせてしまっている、と感じる。笑

 

〈義父〉

ゴリゴリのサラリーマン生活を経て、引退。

いまは年金暮らしだか、結構な資産を蓄えていると思われる。

昔のサラリーマンなので、夫の幼少期の育児にはあまり携わっていないと推測。

時間と余裕ができたので、家のことや家族のことなど、色々なことが気になる様子。

理由や理屈をきちんと確認したいタイプ。

やや神経質だが、人格者。私の考えも尊重し、気を使ってくれている。

 

〈義母〉

おちゃめでユーモアがある。義父に比べると大まかな性格。

夫の幼少期〜高校生くらいまでは専業主婦だったようだか、今は週に数回のパートで働いている。

ガーデニングや娘(夫の姉)との旅行や買い物などを楽しんでいる。服や化粧品のシェアをしているまさに仲良し親子である。

いわゆる「姑」のような言動は一切なく、とても優しい。むしろ私に気を使ってくれていて申し訳なくなる。

結婚記念日などに真っ先にLINEをくれるのも義母だ。

 

〈犬〉

義理の実家に犬が1匹いる。

大型犬で、よく吠える。

義理両親の鎹となっているようだ。

私は犬(人間以外の生き物)は苦手なので、積極的に絡んだり触ったりしない。犬も最初は寄ってきたが私が塩対応だったので、それ以降は近寄ってこない。

犬からしたら、私はご飯をくれるわけでも、イタズラしてくるわけでもないので、特に意識する必要のない存在になったようだ。

3日程で吠えられなくなった。

 

〈夫〉

普通のサラリーマン。デスクワーク系。

性格は超やさいしい。(特に私に対して)

ただいま育休を取得中。

期間は出産直後から2ヶ月間。

世間にパパ育休の追い風が吹き始めたとはいえ、まだまだ男性の育休が当たり前になっていない中で2ヶ月間もとってくれたことは感謝である。

夫の会社では男性で育休を取る人はチラホラいる、取得する人が増えてきた、くらいらしい。

昭和世代の上司には、半年前くらいから育休についての報告・相談をしていたようだが、実際に取得するとなると「あ、そんなに育休とるの?」と素で言われたそうだ。

夫たちの世代が会社の重役につく頃に、きっとパパ達もフツーに育休を2〜3ヶ月間取得する時代になるのだと思う。これはまだもう少し先の話だ。

 

〈里帰りの提案〉

とても素敵な義理の両親が「もし実家に帰らないのであれば、良ければこちらに里帰りしてはどうですか」と夫を通して言ってくれた。

義理の実家への里帰り期間は出産直後から1ヶ月間を予定している。

 

〈義理の実家への里帰りを決めた理由〉

夫が育休を取らなければ、わたしは義理の実家に里帰りはしなかった。

さすがにわたし一人で義理の両親と慣れていない(強いて言えばほぼ他人の)家で暮らすことは無理だ。自宅でてんやわんやしていた方がよっぽどマシである。

 

義理の実家への里帰りについては、もちろん迷った。「色々なストレスがあるだろうな」と。

ただ、夫も初めての育児なので、出産後の私と赤ちゃんのお世話、家の事をやるのは不安があり「可能ならば実家で過ごしたい」ということだった。

 

私も出産&育児という未知の世界なので「サポートしてもらえる環境があるならば頼ろう。多少のストレスは我慢しよう」と考えた。



義理実家への里帰りにあたり、夫には予め「私は出産後に家事などはできないし、したくない。ちゃんと休みたい。もし義理実家に帰るのであれば、私の分まで家事をヨロシク。あと、義父母と暮らすのも不安がないわけてはないので、上手いこと調整役に徹してほしい。」と約束をした。

とても偉そうな妻の言い分だが、夫は間髪入れずに「もちろん!」と答えてくれた。 

※ツワリと赤ちゃんの命を守りながら妊婦として9カ月間を過ごし、最後は男性には耐えられない程の痛みを感じ、股から多量の出血、まさに命をかけて赤ちゃんを産んだ私は実際に偉いのである。

 

 

ということで、

 

「夫と一緒に行きます。お世話になります。」

 

義理の実家への里帰りを決めた。

 

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このブログは夫に内緒で書いている。

もし夫がコレを見つけたのであれば、何も言わずに見守ってほしい。

そして多目に見てほしい。

よろしくお願いします。笑