コロナの影響で「野ブタをプロデュース」が放送されている。
彼らの舞台は高校生活。
私も野ブタ。を観て楽しんでいたときは
絶賛女子高校生だった。
そう、本物のJK(笑)
いつもはTVに興味がないわたしでも
学校中が、野ブタ。で大盛り上がりだったのを覚えている。
野ブタ。文化祭の準備で、山Pが堀北真希に
「大人になったらアイツらと○○したなぁって思い出すのかな」なんて事を言っていた。
あれから、もう十数年経った。
野ブタ。を観ていた頃、
女子高生だった私は、30歳になる。
毎日チャリで必死に通って。
春の風に窓ガラスはガタガタ鳴ってて。
夏の教室は死ぬほど暑くて。
秋の高い空の下で体育祭をして。
冬の廊下とトイレは極寒で。
くだらない事で笑って、泣いて。
部活ではクソ怒られて。
勝って嬉しくて泣いて。
脚に筋肉がどんどんついて。(笑)
友達とか親とか好きな人の事が
わからなくて悩んで泣いて。
青春って、大人になって思い出した時に
はじめて青春になるんだと思う。
戻りたくても、二度と戻れない。
あの時はわかってたけど、全然わかってなかった。
これに気がついた時に
はじめて青春っていう言葉と意味を理解した気がする。
こんな、こっ恥ずかしい、キレイごとを
しみじみと、そしてわりと本気で
考えてしまうくらい
自分は大人になってしまった。(笑)
野ブタ。の中でも卒業生の生霊が
山Pと堀北真希達の文化祭に遊びにきていた。
楽しくて、忘れられないんだって。
私も行きたい。
けど、わたしはあの時と同じ文化祭に行きたい。
山Pと堀北真希はいなくてもいいから
あのボロボロの校舎に
あの時の友達と、あの個性的な先生達がいる
あの瞬間に行きたいナ。
コロナで色々な影響がでているけど
どうか、どうか今の学生達が
素敵な青春を過ごせていますように。
#おうち時間で卒業アルバムを見返しながら思う今日この頃。